看護部
看護部 理念
心(Heart) と 技(Skill) と 責務(Accountability)
その大切さがわかる人。それが服部記念病院の看護師です。
慈しみの心をもった看護と高齢者医療を支える技術を看護職の責務として提供します。
看護部長 挨拶
服部記念病院は、平成元年に開設し30年以上、慈しみの心をもって、『患者さん・ご家族さまの望む暮らしは何か』を大切に、地域医療に貢献できるよう取り組んでいます。
当院がもつ急性期病棟、地域包括ケア病床、療養病棟という機能を最大限に活用し、病気の治療・手術、自宅や施設への退院まで、ゆっくりと「橋渡し」をしています。
私たち看護部は、看護の理念を「心(Heart)と技(Skill)と責務(Accountability)」と定めました。
この理念には、看護に対する次のような考えが含まれています。
私たちは、対象になる人々の命に真摯に向き合い、共に寄り添い慈しみの心をもって看護がしたいと考えています。
また一緒に働く同僚、他職種の人々に温かい思いやりに満ちた関係性を持ちたいと思っています。
また私たちは、看護には技を欠くことはできないと考えています。
わが国はどの国も体験したことのない未曾有の超高齢社会に突入しています。
対象となる高齢者、特に75歳以上の後期高齢者の増加に伴い、高齢者医療への需要はますます高まってきています。
看護職者は、安全で効果的な治療・処置の遂行と苦痛を緩和し、患者さまに寄り添い、安楽を提供するためのスキルを用いて人々を支えることが求められています。
そして、人々がどこで治療を受けようとも一貫してその人らしい生活を続けていくことができ、また安全な医療を行うためにも、一人ひとりの方々に接する看護職者が自身の提供する看護、チームの提供する看護を責務として取り組む必要があります。
私たち看護部の職員は、これらの心と技と責務の3つ全てをもって、患者さま、家族に寄り添う支援をしていきます。
看護部 方針
患者の皆様の個別性を尊重した看護を提供します。
チーム医療に看護の専門性を発揮します。
病院運営に看護の視点を生かします。
看護部の概要
看護職員数: 看護師 79名(非常勤職員含む)
看護補助者 50名
看護体制 : 急性期病棟10:1
療養病棟20:1
年代 : 20代からプラチナ世代まで
働き方 : 常勤・日勤常勤・パート、扶養範囲内と幅広く
服部看護部が目指すケアプロセス
患者さまの「地域での暮らしや看取りまで見据えた看護」を提供することが、患者満足度向上に寄与すると考えています。
入院前から患者の暮らしを理解し、不安なく入院していただくこと、適切で最善の治療を提供し、安心して、治療に専念していただくこと、退院後の暮らしを見据えて支援していくこと、最期の看取りまで患者・家族の意思決定を支援していくことが服部看護の目指すケアプロセスです。
部署紹介
外来部門
診療部・手術室・内視鏡室・中央材料室・外来化学療法室・健診センターに看護職、看護補助、医師事務作業補助総勢40名が診断から治療までチームで協働し、外来看護の可能性を考え、患者さん中心の看護ができるように努めています。
地域の医療を支える病棟
24時間365日、在宅や介護施設等での急変や救急を受け入れています。クリニックのご紹介の治療目的の患者さまも、個室を活用し、治療に専念していただきます。
4階病棟(医療型療養病棟)
人生の最終段階を支える病棟
在宅でも施設でも介護保険での長期療養が難しい患者さまに厚生労働省が示す「人生の最終段階における意志決定ガイドライン」に基づき、医療ができる苦痛緩和をさせていただき、最期までその人らしく過ごしていただけるようケアさせていただきます。
5階病棟(地域包括ケア病床)
地域包括ケアを支える病棟
どのような病気でも、体力が低下し、元の生活に戻るためには時間がかかります。病なら、なおさらです。急性期病院での治療が終了後自宅への橋渡しを担う病棟です。ゆっくりと時間をかけて退院の準備をしていきます。
また、在宅で介護されているご家族の休息目的のレスパイト入院を受け入れています。