病院案内

地域包括ケア病床

地域包括ケア病床開設のお知らせ

平成26年度の診療報酬改定に伴い新設された在宅・生活復帰を目指す病棟(病床)です。 当院では、入院治療後、病状が安定した患者様に対して、リハビリや退院支援など在宅復帰を目的とした 効率的かつ密度の高い医療を提供するため平成27年8月1日より 「地域包括ケア病床」を開設いたしました。

【地域包括ケア病床とは】

急性期治療を経過し、すぐに在宅や施設へ移行するには不安がある患者様に対し、 在宅や介護施設への復帰支援に向けた医療や支援を行う病床です。
在宅復帰を円滑に行うため「在宅復帰支援計画」に基づいて、主治医、看護師、リハビリスタッフ、 ソーシャルワーカー等が協力をして、患者様のリハビリや在宅復帰に向けた準備、相談を行っていきます。

【どんな場合に利用するのか?】

・急性期治療後も在宅復帰に向けて継続したリハビリテーションが必要な方
・入院治療により症状は改善したが、当院にてもう少し経過観察が必要な方
・退院後の生活に不安を感じ、様子をみながら在宅や施設へ帰る準備を進めたい方
・住宅改修などで在宅での療養準備に一定の時間が必要な方

地域包括ケア病棟

【入院費に関して】

・定められた地域包括ケア病棟入院医療管理料を算定します。
・一般病床とは違い注射・投薬料・リハビリ・簡単な処置・検査料等の費用が含まれています。(※1)

・後期高齢者(75歳以上)の方について…
  医療費の上限が定められていますので、一般病床の場合と負担上限に変わりはありません。

※1 治療内容によっては自己負担金が増額する場合もあります。ご不明な点がございましたら医事課職員までお尋ねください。

ご相談・お問い合わせについて

下記のような内容をはじめ、地域包括ケア病床に関するお問い合わせは、地域医療連携室までお願いします。

 ・地域包括ケア病棟の対象となる患者様について
 ・退院後の生活や在宅復帰支援について
 ・在宅や施設で療養されている患者様の一時的な入院対応について