消化器内科のご案内
【前山医師のご紹介】
医師氏名 | 前山 晋吾(まえやま しんご) |
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診療科目 | 消化器内科 一般内科 |
免許・資格 所属学会など |
日本内科学会内科指導医、日本内科学会総合内科専門医、日本消化器病学会専門医、 日本消化器内視鏡学会専門医、上部・大腸消化管内視鏡スクリーニング認定医、 日本肝臓学会指導医・専門医、日本医師会産業医、難病指定医、 身体障害者福祉法第15条指定医師(肝臓機能障害・小腸機能障害)、 奈良県肝炎医療コーディネーター、緩和ケア研修会(PEACE)研修済 |
前山医師からのご挨拶
令和6年7月から服部記念病院の内科医として勤務させていただくことになりました前山晋吾です。
平成9年に大学を卒業後、消化器内科、内科の研修をさせていただき、その後は地域の基幹病院や市中病院で診療を担当してきました。
私が専門医として診療してきた内科疾患や消化器内科疾患には、医療の進歩により、以前は困難であった診断や治療が可能となった疾患が多くあります。胃潰瘍、十二指腸潰瘍や胃癌の原因となるヘリコバクター・ピロリ菌も除菌により潰瘍や胃癌のリスクが低下します。胃癌の早期発見、治療も光の波長を変えたカメラの診断が当院でも可能です。大腸カメラによる大腸ポリープ切除により、大腸癌発生が低下することも明らかとなりました。他にも胸焼けの原因となる逆流性食道炎や腹痛を繰り返す便秘や過敏性腸症候群、好酸球性胃腸炎などでお困りの方についても、相談、対応させていただいてきましたので、今後も皆様のお役に立ちたいと思っております。
肝疾患もB型慢性肝炎は肝炎を抑える肝庇護薬だけでなくウイルスの活動性を抑える内服治療が可能となりました。C型肝炎も以前はインターフェロンなどを中心とした治療でしたが、最近はウイルスの複製を直接阻害する内服薬の治療で、ウイルス排除や肝線維化進展抑制、肝発癌の予防を期待できるようになりました。ガイドラインに基づいて適応は判断されますが、まず受診していただくことで、早期診断、治療につながればと考えています。
以上のような消化器疾患の診断や治療だけでなく、内科疾患全般についても、できる限り、対応させていただきます。
服部記念病院のスタッフの一員として、地域医療に貢献できるように頑張っていきますので、何卒よろしくお願い致します。